ある日「町田市の市民です。是非町田市でも廿日市の様な活動をしたいんです!」とかかってきた一本の電話は、「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を読んでくださった市民からの連絡でした。

それはとても嬉しいお知らせでした。

市民が企画して講座をつくる取り組み「市民提案型事業講座づくり★まちチャレ」に応募して実現した市民講座は、町田市の市民による「地域ケアを考える会」が主催したもので5回の連続講座のうち

私はその第1回 「聴く力」地域でつながるために 〈暮らしの中の看取り〉準備講座より を担当させていただきました。

30人の募集に対して60人近くの応募があり抽選のうえ参加という形になりました。

参加者の多くは高齢者でしたが、学びたいという気持ちが皆さんの表情から伝わってきました。

「聴く力」がどんな場面で求められているのか

「聴く力」がなぜ必要なのか

「聴く力」は日頃どんな風に発揮されているのか、されていないのか

私は普段ちゃんと聴けているかしら?ちょっとしたワークで体験していただきました。

人生の最終段階に限らず、私たちの暮しの中で話すこと、聴くことはあまりにも当たり前すぎることですが、
ほんの少し意識するともっとよい聴き方ができるし、それによって救われる人がたくさんいること、
「看取りを支える」というのはあまり難しく考えず、すぐできることがあるのだ、ということが伝わるといいな、

そんな思いでお話させていただきました。