第13回〈暮らしの中の看取り〉準備講座@小金井

食べられなくなっても食べてほしい

家族の気持ちとグリーフ

 

日 時:1月28日(日)

場 所:わくわく都民農園小金井プラム

参加費:無料

 

今回は30人を超える方にお集まりいただき、グリーフについて考えました。
死別や災害など、さまざまな喪失によっておこるグリーフ、悲嘆とどう向き合うのか。
グリーフを抱えている人がいたらどう寄り添うのか。

まず講師の是枝嗣人よりグリーフについての理解を深めていただけるようお話をしました。

そして講師の大井裕子より、臨床の現場で経験する患者さんのご家族のグリーフについて、

そして東日本大震災の支援活動「お医者さんのお茶っこ」の経験を紹介しつつ

災害での喪失を経験した方々もグリーフを抱えていることなどをご紹介しました。

会場にはつい最近ご家族を看取り、まだまだ気持ちの整理がつかないかたもご参加くださいました。

ご自身が病気療養中で、人生の最期の過ごし方について考えている方や、老若男女問わず、

いまひとり暮らしで私の人生の最期はどうなるんだろうと思っている方もいらっしゃいました。

 

恒例のグループディスカッションでは、4人ずつのグループにひとりファシリテーターが加わり、

ご自身の体験やグリーフとの向き合い方について話し合いました。

 

たくさんの経験をした仲間同士だからこそ、その苦しみを感じながら考え、語るとても貴重な時間となりました。

 

参加してくださった方からは、「こういうことが知りたかったんだよ」とか、

聴いてもらえて気持ちが楽になったと言ってくださる方もあり、

参加者の中から、新たにくみサポ@こがねいの仲間になりたいという人が数名声をかけて下さいました。

これからの小金井は何かが始まりそうでワクワクします😊

午後からは同じ場所で「くみサポの家」を17:00まで開催。

午前中にご参加くださった方のお話をじっくりと聴く場になりました。