〈暮らしの中の看取り〉準備講座@瀬戸田

今日はこの船に乗って三原港から瀬戸田へ。

瀬戸田はしまなみ海道や瀬戸田れもんで有名ですが、多くのサイクリストが訪れることでも知られています。

 さて、瀬戸田町では平成29年からスイミー(生口島地域ケア連絡協議会)の活動の一環として「看取り講演会」が行われてきました。はつかいちで開催してきた〈暮らしの中の看取り〉準備講座に何度も足を運んでくださった看護師の笠間さんもその講座の一部を担当されており、今回の〈暮らしの中の看取り〉準備講座@瀬戸田開催となりました。

参加者の多くは一般市民で、医療職、介護職の方の方が少ないくらいでした。今朝は防災無線にも使われる町内放送でこの講演会のご案内もあったそうで、この島ならではのほっこりあたたかい広報に嬉しくなりました。

 瀬戸田の看取り講演会の参加者の中からは「寄り添いサポーター」が誕生しています。今日は、はつかいち暮らしと看取りのサポーターが、〈暮らしの中の看取り〉準備講座でどんなことを学んできたのか、そしてそれがどんな活動につながったのかをお話しました。その中で
・看取りとは?
大切な人を見送る時に大切にしたいことは?
・自分の人生の最期はどんな風に過ごしたい?
・看取りの現場で自分はなにができる?
・地域にこんなことがあったらいいなと思うことは?   と、みんなで考えてみました。

 様々な苦しみを抱えていても、どんなことがあれば穏やかな暮らしを支えることができるのか。専門職でなくてもできることがあると自信をもって、これからの寄り添いサポーターのみなさまの活動のヒントが見つかれば嬉しいです。

 短い時間の中でバタバタと島をあとにしましたが、また訪れたいと思う場所でした。社会福祉協議会のみなさま、瀬戸田診療所の笠間さん、大変お世話になりました。

次回は、はつかいち暮らしと看取りのサポーターの誰かがお邪魔したいです。