◆終了しました◆

正力厚生会助成 第60回記念大会 〈暮らしの中の看取り〉準備講座

 

 =暮らしの中の看取り=

「自宅で逝きたい」はどうしたら叶えられる?

現状確認ツールIMADOKOを用いて考える看取り

多くの日本人が「本当は自宅で過ごして自宅で死にたいけど、それは叶わない。」と思っています。

もし、地域に暮らしを支えてくれる医療やケア、ちょっとしたサポートがあれば、人生の最終段階を

もっと豊かに生きられるかも知れません。

なかなか考える機会がない、人生の最終段階に起こることについて、現状確認ツールIMADOKOを用いて知り、

正しい知識を持った上で、自分はどこでどう生きたいのかを考えてみましょう。

そして、そんな地域にするために、あなた自身にできそうなことはないでしょうか。

参加者とざっくばらんに話し合いながら、ご自身の人生の最後まで、

どこでどう生きるかをイメージしてみましょう。

会場ではグループに分かれてこのテーマについての話し合いをファシリテーターがお手伝いします。

オンラインでは、ブレイクアウトルームに分かれて、全国から参加の素敵なファシリテーターが

みなさんをサポートしてくれます。安心してご参加ください。

◆なお、今回の講座に向けて、現状確認ツールIMADOKOを紹介するための冊子を作成しました。

現地参加の方には無料配布いたします。オンラインの方にはPDFで資料をお渡しします。

13:30~ 開場    *オンライン参加者のためのミニミニ講座:オンラインでの参加を楽しくするためのワンポイントをお伝えしていますのでお時間のあある方はどうぞご参加ください♪ 13:50までには入室ください。

14:00  開演

15:35~ グループディスカッション

16:00~16:30 全体でシェア

対象

◆一般の方・学生さん
医療介護従事者  地域包括ケアに関わってる方 
 人生の最期まで自宅で過ごしたい/過ごさせてあげたい と思っている方

講師紹介

◆浦山 絵里(うらやま えり)

ひとづくり工房 esuco(ゑすこ)代表
看護師
ナースファシリテーター
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー
杏林大学医学部付属病院で長年勤務した後、医療職が活き活き働くために「安全で安 心な語り場づくり」と「ファシリタティブな医療現場と社会づ くり」を目指して起業。
現在はファシリテーションを活かした参加型研修 や関係性ワークを実践している。
領域は病院、企業、 行政、学校、市民活動など。

著書・執筆等:
看護のためのファシリテーション: 学び合い育ち合う組織のつくり方 医学書院 2020

◆大井 裕子(おおい ゆうこ)

NPO法人くみサポ 共同代表理事
小金井ファミリークリニック 在宅診療部/緩和医療専門医
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 臨床教授
広島大学医学部 客員教授

広島県出身。広島大学医学部卒業後、外科医としての研修を終了した後
2004年から桜町病院ホスピスで主に終末期のがん患者と家族のケアにあたる傍ら、
緩和ケア普及・啓発のための活動、医療介護職の研修や、医学・歯学部の学生講義で
看取りをテーマとする講義を担当。
2018年在宅診療部を立ち上げ小金井市を中心に多くのがん患者の在宅看取りを支える。
2023年2月から小金井ファミリークリニックで緩和ケア外来、訪問診療を担当する。
2014年から広島県廿日市(はつかいち)市で、2019年からは東京都小金井市で
2020年からはオンラインで〈暮らしの中の看取り〉準備講座を継続中。

著書:「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」 中外医学社 2017年

執筆:
1.癌の臨床 特集「がんの緩和ケア」 Ⅲ緩和ケアを受ける場とその選択 2.緩和ケア病棟
第63巻 第2号 p.151-157 篠原出版新社 2017年5月20日発行
2.臨床・老年看護 特集「死生観を養う」
豊富な臨床経験に基づくホスピス科医師の死生観~看取りのプロセスを知り、自分にできることを見つける~
第25巻 第5号 p.66-74 日総研出版 2018年9月30日発行
3.在宅新療0-100 総特集 That’s ACP アドバンス・ケア・プランニング(愛称「人生会議」のいま)
へるす出版 2019年5月20日発行
4.臨床老年看護 連載 暮らしの中の看取りにちょっぴり緩和ケアのエッセンスを
私はこれからどうなるんでしょうか?   第26巻 第4号 p.87-92 日総研出版 2019年7月30日発行
食べることをあきらめられない  第26巻 第5号 p.97-101 日総研出版 2019年9月30日発行
いのちのバトン~子どもに病気をどう伝えるか 第26巻 第6号 p.87-92 日総研出版 2019年11月30日発行
高齢者の「食べられない」を理解する  第27巻 第1号 p.83-86 日総研出版 2020年1月30日発行
「今、苦しいのか?」不要な救急搬送を避けるためにも確認する習慣をつけよう! 第27巻 第2号 p.104-109  日総研出版 2020年3月30日発行
5.月刊福祉 特集 地域コミュニティにおける食支援   ―介護レストランの取り組みから 2020年12月号
6.日本緩和医療学会ニューズレター よもやま話 看取りについて考える 第95号 p.8-9  2022年5月発行
7.PDN通信 特集 在宅の終末期ケア
現状確認ツールIMADOKOを用いたアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が在宅がん患者の終末期ケアに与える影響   第81号 p.8-9 2022年10月28日発行
8.臨床・老年看護 特集1 高齢者・認知症者と家族の意思決定支援
対話から始めるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)~現状確認ツールIMADOKOを活用した具体的なACTの進め方~  第29巻 第6号 p.1-10 2022年10月30日 日総研出版  など

論文:
大井裕子ら. 終末期がん患者と家族のより良い療養場所の意思決定支援における現状確認ツールIMADOKO活用の影響.
Palliative Care Research 2023; 18(2): 117–122

詳細

2014年10月に、看取りとは?をあたらめて考え看取りを自分事として考える市民講座として始まった
〈暮らしの中の看取り〉準備講座は10目を迎え、食べられないことの支援や聴くことの活動を行っています。

主催

主催:NPO法人くみサポ http://kumi-suppo.com/

NPO法人くみサポとは?

2014年10月から広島県廿日市市で始めた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」では、

日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を自分事として考え、

これから地域で療養する人が増えるであろう「がんのこと」や「認知症のこと」を

学びながら、地域で最期まで安心して暮らすためにできることは何か?を考えてきました。

その具体的な活動として「聴くこと」と「食支援」を目標に掲げ

〈暮らしの中の看取り〉準備講座や勉強会を開催して実践に向けての準備をすすめてきました。

はつかいち暮らしと看取りのサポーターはこうした活動の中から

「できるときにできることを」をモットーに2017年2月に発足し、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座の運営や、「聴くこと」と「食べる支援」の

活動に参加しています。

2022年7月にNPO法人くみサポとして認定され、

広島県廿日市市でこれまで行ってきた活動を継続するとともに

東京都小金井市でもくみサポ@こがねいの活動を支援しています。

詳しくはこちらをご参照ください。
http://kumi-suppo.com/

■実施日時 :2023年11月5日(日) 午後2時00分〜午後4時30分

■参加費  :無料

本Peatixページよりチケット申し込みをしてください。