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第58回〈暮しの中の看取り〉準備講座            

 =地域コミュニティにおける食支援=

その食形態は対象者の口に合ってますか?

~フードスタディを体験、マスターして明日からの食支援を進化させよう~

 

❤試食して頂くサンプル準備の都合上、参加申し込みの期限が迫っております❤

今月中にお申し込み下さい!!👉第58回〈暮らしの中の看取り〉準備講座 | Peatix

 

=誰しもいつかは食べる機能が低下する! そんなとき食べやすい・飲み込みやすい食形態って?=

障がいの有無にかかわらず、誰しも加齢によって食べる機能は低下していきます。

食べる機能が低下すると、今まで通りの食事(専門的には「常食」と言います)を食べることが難しくなってきます。

誤嚥や窒息を回避し、常食が食べられない人が口から食べることを続けるために、病院や介護施設では飲み込みやすい形態の食事(専門的には「嚥下調整食」と言います)が提供され、在宅用にはスーパーやドラッグストアなどで市販もされています。

嚥下調整食といっても、食べる機能の段階に応じてさまざまな食形態があります。

例えば、ゼリー状のもの、重湯、全粥、やわらかご飯など


=その人の食べる機能と食形態が合っていることが大事!=

食べる機能はその日の体調や食べ方、食事の形態によっても変化します。
(特に人生の最終段階においては顕著に)

そこで、その方のその時の食べる機能に合わせた調整が必要になります。

人生の最期まで口から食べることを支援してこられた、言語聴覚士の牧野日和先生は、

ヒトの食べる機能を「まるのみ」「押しつぶし」「すりつぶし」にわけて考えることで、

「食べられない状態」を健康な私たちが体験し、

対象者の食べる機能と提供される食事がマッチしているのかを考える、フードスタディを考案されました。


=当日体験するフードスタディとは?=

フードスタディとは、多職種のスタッフが複数で行う、嚥下調整食の確認会のことです。

当日は、嚥下調整食を試食しますが、

その際、牧野先生の指示に従って患者さんの実際の口やのどの動きを真似た状態で食べることを体験します。

うまく食べられなければ、調理した嚥下調整食の調理方法が不適切であることが示唆されます。

その人の口に合った正しい食事が提供されているのかを考える事ができるようになることを目的とし、

さらにはそれを作って提供することへの理解と調理法の検討もすることを期待しています。


講師:牧野 日和 氏(愛知学院大学  健康科学部 准教授 博士(歯学))

対象

◆一般の方・学生さん
医療介護従事者  地域包括ケアに関わってる方 どなたでも

=ぜひ、こんな方のご参加をお待ちしております!=

●介護者家族  …食機能が低下した家族に、在宅でそれに応じた食を提供できるように。

●現在健康な方 …いつかご自分も食機能が低下するときが必ず訪れます。そのときに備えて。

●施設の調理担当の方/訪問介護で食事作りをされる方 …食事を提供する際にどのような対応が可能か考えていくきっかけに。

●医療介護専門職…食べるときにどんなことで困っているかを体験してみてください。

 

お申し込みはこちらから👉https://peatix.com/event/3639476/view

講師紹介

牧野 日和 氏(まきの ひより)

愛知学院大学  健康科学部 准教授 博士(歯学) 
言語聴覚士/日本心理学会認定心理士
日本言語聴覚士協会 認定言語聴覚士
摂食・嚥下障害領域 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本口腔ケア学会常務理事/日本言語聴覚士協会 部員

<職歴>
・社会福祉法人びわこ学園 第一びわこ学園 言語聴覚士
・札幌医療科学専門学校 言語聴覚学科講師
・学校法人同志舎 言語聴覚学科長
・名古屋医専 言語聴覚学科長
・愛知学院大学 心身科学部 准教授 (現在)

詳細

2014年10月に、看取りとは?をあたらめて考え看取りを自分事として考える市民講座として始まった〈暮らしの中の看取り〉準備講座は今7年目を迎え、食べられないことの支援や聴くことの活動を行っています。

主催

主催:NPO法人くみサポ http://kumi-suppo.com/

NPO法人くみサポとは?

2014年10月から広島県廿日市市で始めた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」では、

日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を自分事として考え、

これから地域で療養する人が増えるであろう「がんのこと」や「認知症のこと」を

学びながら、地域で最期まで安心して暮らすためにできることは何か?を考えてきました。

その具体的な活動として「聴くこと」と「食支援」を目標に掲げ

〈暮らしの中の看取り〉準備講座や勉強会を開催して実践に向けての準備をすすめてきました。

はつかいち暮らしと看取りのサポーターはこうした活動の中から

「できるときにできることを」をモットーに2017年2月に発足し、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座の運営や、「聴くこと」と「食べる支援」の

活動に参加しています。

2022年7月にNPO法人くみサポとして認定され、

広島県廿日市市でこれまで行ってきた活動を継続するとともに

東京都小金井市でもくみサポ@こがねいの活動を支援しています。

詳しくはこちらをご参照ください。

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■実施日時 :2023年9月10日(日) 午後0時00分〜午後3時30分

■参加費  :3,000円(材料費含む)

本Peatixページよりチケット申し込みをしてください