第20回〈暮らしの中の看取り〉準備講座@小金井
聴く力を養う ~ディグニティ・セラピーを体験してみる~
わたしたちは生活の中で自然に「きく」ことを実践しています。
人の話をしっかり「きける」ときもあれば、「きけない」ときもあります。
「きけない」ときは、どんなことがおこっているのでしょうか。
医療や介護の現場では特に求められる「聴く」こと。
忙しいときにはしばしば忘れられがちな「聴く」こと。
聴く力はその人が持って生まれたもの、才能!?だと思っている方もあるかもしれませんが、
実は「聴く力」は少し意識すると上達します。
苦しむ人の話も「聴く力」を養うことで少し聴けるようになります。
今回の講座では、まずよーく「聴いてもらう」体験をしてみましょう。
そして、少し意識して「聴く」ことを実践してみましょう。
ディグニティセラピーは、人生の最終段階や困難な状況の中で苦しむ人の話を「聴く」時に活用できるものです。
ディグニティセラピーを参加者同士で実践してみることは、よーく聴いてもらう体験になります。
是非ご参加くださいませ。
日時:2025年5月24日(日曜日) 13:30~15:30
場所:イイトコ2階 ギャラリーWACCA
参加費:1000円
お申し込みはこちら👉https://20250524wacca.peatix.com/view
講師: 大井裕子
(NPO法人くみサポ 共同代表理事/在宅緩和ケア医)
◆プログラム
13:30~〈暮らしの中の看取り〉準備講座の紹介 (大井)
13:40 聴く力を養う ちょっと学んで、ゲーム感覚でワークをしてみます
14:30 ディグニティセラピーについて
14:40 デモンストレーション/ワークをしてみます
15:10 振り返り ー参加者がともに考え、語り、聴く時間ー
15:30~ 終了
対 象・定 員
◆看取りや「聴くこと」に関心のある一般の方
医療介護従事者
◆定員 20名
講 師 プロフィール
大井 裕子
NPO法人くみサポ 共同代表理事
おおい在宅緩和ケアクリニック 院長/日本緩和医療学会認定 専門医・指導医
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 臨床教授
広島大学医学部 客員教授
東京医科大学 非常勤講師
著書:〈暮らしの中の看取り〉準備講座/中外医学社 2017年
論文:
終末期がん患者と家族のよりよい療養場所の意思決定支援における現状確認ツールIMADOKO活用の影響. Palliative Care Res. 2023; 18(2): 117-22.
在宅療養中の終末期がん患者の食欲不振に対する症状緩和と栄養サポートにより経口摂取量が増加する可能性に関する考察. Journal of the Japanese Association for Home Care Medicine. 2024; 5(2): 52-56.
詳細
2014年10月に、看取りとは?をあたらめて考え看取りを自分事として考える市民講座として始まった〈暮らしの中の看取り〉準備講座。
受講した仲間がくみサポ@はつかいち、くみサポ@こがねいのメンバーとして地域で食べられないことの支援や聴く活動を行っています。
主催:NPO法人くみサポ http://kumi-suppo.com/
NPO法人くみサポとは?
2014年10月から広島県廿日市市で始めた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」では、
日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を自分事として考え、
これから地域で療養する人が増えるであろう「がんのこと」や「認知症のこと」を
学びながら、地域で最期まで安心して暮らすためにできることは何か?を考えてきました。
その具体的な活動として「聴くこと」と「食支援」を目標に掲げ
〈暮らしの中の看取り〉準備講座や勉強会を開催して実践に向けての準備をすすめてきました。
はつかいち暮らしと看取りのサポーターはこうした活動の中から
「できるときにできることを」をモットーに2017年2月に発足し、
〈暮らしの中の看取り〉準備講座の運営や、「聴くこと」と「食べる支援」の
活動に参加しています。
2022年7月にNPO法人くみサポとして認定され、
広島県廿日市市でこれまで行ってきた活動を継続するとともに
東京都小金井市でもくみサポ@こがねいの活動を支援しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
http://kumi-suppo.com/
■実施日時 :2025年5月24日(日) 午後1時30分〜3時30分
■参加費 :1,000円
*お申し込み後の参加費の返金はいたしませんのでご了承ください。