「くみサポ」の活動に 賛同・応援・参画くださる皆さま 各 位

2022年8月

NPO法人設立のご挨拶

 

8月に入り、ひときわ厳しい暑さが続いておりますが、お障りなくお過ごしでしょうか。

平素より私たちの活動に格別のお引き立てを賜り厚くお礼申しあげます。

 

さて、このたび特定非営利活動法人(NPO法人)の認証をいただき、7月25日をもって法人登記が完了し、あらたに「NPO法人 くみサポ」としてスタートすることとなりました。

 

私たちの活動は、2014年10月から広島県廿日市市で始めた〈暮らしの中の看取り〉準備講座が始まりです。日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を参加する一人ひとりが自分ごととして考え、地域で最期まで安心して暮らすために「自分に何ができるか?」を一般市民と医療介護の専門職が一緒になって学び、考え、意見を交えてきました。

この活動を通じ、「はつかいち 暮らしと看取りのサポーター(通称 くみサポ)」では、様々なアイディアが生まれ、「食べる支援」や「聴くこと」の具体的な活動を地域で暮らす仲間とともに取り組んで参りました。

準備講座でともに学び、支援活動のために力を注いでくださった皆さまのご理解とご支援、ご協力に深く感謝するとともに、同じ想いを持つ多くの仲間が身近にいることは本当に嬉しく、心強く思っております。

 

一方、それぞれの地域で新たな活動を始めたり、活動を浸透させ、持続発展的に地域で暮らす人々にとって寄り添えるようになるためには、より幅広い方々に興味・関心を持っていただき、若い世代への働きかけ・教育も必要であると考えております。

 

今後は、法人としての自覚と責任を持ち、活動する地域ごとの連携支援はもとより、行政や地域団体、企業さらには教育現場との連携を推進・強化し、くみサポマインドを共有する多くの皆さまと「目指したい将来像」の実現に向けて、「できること」を積み重ねていく所存です。

何卒「NPO法人 くみサポ」をよろしくお願いいたします。

 

NPO法人 くみサポ

共同代表理事 大井 裕子

共同代表理事 泰田 泰司

役員 一同

 

【Vision(目指したい将来像)】

誰もが「困りごと」を聴けるまち、暮らしの中で看取りができる社会を実現します

 

【Mission(くみサポが行うこと)】

看取りを見据えた食べる支援・生きる支援が必要としている人に届くよう仲間を増やします

 

【Value(共有する価値観=くみサポマインド)】

〇誰もが迎える看取りを自分ごととして考えます

〇専門領域にかかわらず他者から学ぶ姿勢を持ちます

〇その人の今の考えや気持ちを聴き、希望を実現できる方法を考えます