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Zoom活用 オンライン講座

 

第40回 〈暮らしの中の看取り〉準備講座

=最期まで地域で輝いて暮らすために=

もう一度「看取りとは?」を考える
〜看取りの現場で人生の先輩とその家族から学んだこと~

 

 

 

〈暮らしの中の看取り〉準備講座は、2014年10月に広島県廿日市(はつかいち)市で

市民講座として始まりました。当時は今よりも高齢化率も低く、病気になっても最期は

病院で迎えるのがあたりまえと考えられている時代でした。

 

そのころに、病気になっても最期まで自宅で過ごすことについて考えてみましょう!

といっても、そんなことは無理だという空気と、何が何だか分からないけど不安

という声がたくさん聞こえてきました。

 

ホスピスでの看取り経験を重ねるうちに、看取りに向けた緩和ケアの考え方や

周囲の関わり方はホスピスの中だけではなくどこででも応用できるものである

ことに気づきました。

 

そこで広く一般の人たちにも知ってもらい、地域で看取りを支える文化ができ

たらいいなという願いを持って講座を開始したことを思い出します。

 

「看取り」はそう簡単ではありません。

誰もが初めて経験する人の死に、どう関わったら良いのかわからず不安を抱え

ながら過ごしていきます。

 

いずれは自分も向かう死について考え、そして必ず自分が生きているあいだに

何人もの家族を見送るときにも必ず役立つ知識を持って、自分はどうしたいのか?

を考えてみることは、今をどう生きるのかということにつながることに気づきます。

 

そして、人生の先輩たちがそのとき何を考えたのか?を知ることは、私たちの

引き出しをひとつ増やしてくれるでしょう。

 

ひとりひとりが違う人生を生きてきて、死ぬときにどんなことを考えるのかも

ひとそれぞれです。

まずは自分ならどう考えるだろう?ということを一緒に考えてみましょう。

 

講師・ファシリテーター: 大井 裕子(おおい ゆうこ)

◆プログラム

1=看取りの現場で人生の先輩とその家族から学んだこと

グループワーク:看取りの体験を分かち合う

2=だれも教えてくれない死へのプロセス そのとき大切にしたいこと

グループワーク:看取りの場で自分ができることを語ろう

対象

◆一般の方

◆医療介護従事者、地域包括ケアに関わってる方

講師・ファシリテーター

大井 裕子

聖ヨハネ会桜町病院 在宅診療部長・ホスピス医師
はつかいち暮らしと看取りのサポーター 代表
広島大学医学部 客員教授
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 臨床教授
日本歯科大学 高齢者歯科学 非常勤講師
東京医科大学 非常勤講師

広島生まれ。ノートルダム清心中学高等学校卒業、広島大学医学部卒業後、
広島大学放射線医科学研究所外科に入局。
広島市立安佐市民病院、広島三菱病院で研修、2000年大学院卒業後、
安浦町国保診療所で地域医療・在宅医療の経験を経て、
2006年6月より聖ヨハネ会桜町病院のホスピスで勤務。
2009年笹川記念保健協力財団の助成を受けオーストラリアの緩和ケア研修を修了、
主にがんの治療中から終末期にかけての患者・家族のケアに従事。

2018年より在宅診療部を立ち上げ、在宅、ホスピスなど患者家族の希望に
応じた場所でのケアに従事する一方、地域緩和ケアのサポートや看取りを
テーマとする研修、学生の講義などを担当している。

2014年より広島県廿日市市で一般市民とともに地域で最期まで
安心して暮らすことについて考える「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を継続、
2020年4月からはZoomを活用して講座を継続中。

著書・執筆:
〈暮らしの中の看取り〉準備講座 中外医学社 2017年
連載 暮らしの中の看取りにちょっぴり緩和ケアのエッセンスを 臨床老年看護 日総研出版 他

詳細

2014年10月に、看取りとは?をあたらめて考え

看取りを自分事として考える市民講座として始まった〈暮らしの中の看取り〉準備講座は

今6年目を迎え、食べられないことの支援や聴くことを学んできました。

※本オンライン講座は「Zoom」を使って行います。Wifiなどネット接続ができる環境で、

PC・スマホ・タブレットなどから受講できます。

参加希望の方は事前にzoomアプリをダウンロードしておいてください。

また、zoomアプリが5.0以上であるかご確認ください。現在、4.Xの場合接続できない仕様となっています。
4.Xの方はアップデートをしておいてください。

※Zoomに関する参考サイト

Zoomって何?参加するには、どうすればいいの?(https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/

主催

主催:はつかいち 暮らしと看取りのサポーター(www.kumi-suppo.com

はつかいち 暮らしと看取りのサポーターとは?

2014年10月から広島県廿日市市で始めた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」では、

日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を自分事として考え、

これから地域で療養する人が増えるであろう「がんのこと」や「認知症のこと」を学びながら、

地域で最期まで安心して暮らすためにできることは何か?を考えてきました。

その具体的な活動として「聴くこと」と「食支援」を挙げ、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座や勉強会を開催して実践に向けての準備をすすめています。

はつかいち暮らしと看取りのサポーターはこうした活動の中から

「できるときにできることを」をモットーに発足し、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座の運営や、

「聴くこと」と「食支援」の活動に参加しています。

お申込み後の流れ

❶お申し込み後 ご準備案内をメールにてお送りいたします

❷事前にzoomセミナー参加URL、パスワードをお送りいたします

※万が一、前日までにメールが届かない場合は迷惑メールフォルダに届いている場合がございます。

恐れ入りますが、迷惑メールフォルダのご確認をお願いいたします。

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■実施日時 :2021年4月18日(日) 午後1時30分〜午後4時

■参加費  :杉浦記念財団の助成 により 無料

本Peatixページよりチケット申し込みをしてください