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ハイブリッド開催

Zoom活用 オンライン講座

 

第38回 〈暮らしの中の看取り〉準備講座

=地域コミュニティにおける食支援=

今日はなに食べる?第2弾
ケーキで笑顔!みんなで食べよう!作ってみよう!

 

 

「地域コミュニティにおける食支援」のシリーズでは、これまで介護レストラン開催に向けた研修として、食べられないとはどういうことなのか、
食べることに困難を抱えた人にどのような支援ができるのか、様々な視点から学びを続けてきました。

おいしいケーキは、食べると思わず笑顔が出ます。みんなで食べるともっと幸せ感が拡がります。
ケーキや和菓子などのスィーツは、見て、噛んで、味わって、楽しむなど生活にうるおいをもたらします。

たとえ老化や病気によってお口の機能が低下しても、おいしいスィーツが食べたいものです。
超高齢化社会へと向かっている現在、実に多くの食べることに困難を抱えた人がおられ、その方たちが安心して美味しく食べられるスイーツがなかなか見当たりません。
逆に言えば、そんなケーキや和菓子、お土産を開発することは、今後の大きなビジネスチャンスにもつながるということです。

今回は『むせないケーキ』を考案され製作販売されているカムリエ店長の志水 香代さんと簡単介護食を各地で紹介されている高橋 浩幸さんをお迎えします。

 

 

カムリエの『むせないケーキ』は、世界の注目を集めるパティシエ辻口博啓氏と歯科医療の専門家の異業種による多職種連携により、これまでにない食感と口溶けの「新食感」スイーツとして考案されました。
その特徴は4つ
1=食べやすく、飲み込みやすい、新食感のスポンジとこだわりのクリームを使用
2=生フルーツ果汁の酸味が唾液の分泌をうながします
3=素材の違いを一口で感じられるように、幾重にも重なった層状の仕上げ
4=低カロリーで保存料は使用せず、丁寧に手作りされている

論より証拠!
実際にカムリエのケーキを食べながら、その特徴や開発経緯をお聞きしましょう。

オンライン参加者の方で個別にカムリエのケーキを通販にて手配される方はこちらから/申込締切は1月12日です

オンライン参加者の方で個別に実店舗で手配される方はこちらの地図を参考にしてください

また、高橋さんからは、美味しくて食べやすい、簡単おうちデザートの作り方の紹介と実演をしていただきます。
この冬、おうちでつくって皆さんで楽しむきっかけとしませんか。

カムリエの『むせないケーキ』は、パティシエ+歯科医療の専門家という異業種による多職種連携で生まれました。
同じように、
『京滋 摂食嚥下を考える会』では、造り酒屋と連携し『とろみ付きの日本酒』や京都の菓子組合と連携し『美味しく飲み込みやすい和菓子』の開発など、医療介護という狭い枠を飛び越え、異業種を巻き込んだ多職種連携のなかから新たな動きが生まれています。

近年、医療介護の世界では多職種連携が急速に進みつつあります。
が、そこからもう一歩外へ踏み出し、他の異業種の方からヒントを得たり、一緒に考え活動していくことで新たな可能性が広がるのではないでしょうか!
京都滋賀のように医療介護職側からのアプローチだけでなく、カムリエのように作り手側からのアプローチがあってもいいと思います。

そのためには、
地域の作り手を含めた一般市民の方に、いろんな可能性があるんだということを広く知ってもらいたいと企画しました。
その上で市民の方の、こんなスイーツが欲しい、こんなものがあったらいいなという率直な思いが可能性を広げていきますので多くの方の参加をお待ちしております。

今回、医療介護従事者と異業種との連携を始める契機になれば幸いです。

内容

講 師:志水 香代(しみず かよ) 

1=みんなで食べよう、美味しい時間を楽しもう

講 師:高橋 浩幸(たかはし ひろゆき) 

2=介護食でもお餅を(簡単介護食スイーツ実演)

グループトーク  「自分に何ができそう?」
こんな異業種の方と自分で、こんなことができそう!生まれそう!といった妄想をみんなで膨らませましょう!

 

対象

◆一般の方

◆洋菓子店・和菓子店・飲食店の方

◆製造業・サービス業の方

◆医療介護従事者、地域包括ケアに関わってる方

 

講師紹介

志水 香代(しみず かよ)

カムリエ店長・口育士
介護食アドバイザー・離乳食アドバイザー

高橋 浩幸(たかはし ひろゆき)

調理師
株式会社宮源 取締役
フードスタディーマイスター・栄養経営サポーター

ファシリテーター紹介

大井 裕子(おおい ゆうこ)

聖ヨハネ会桜町病院 在宅診療部長・ホスピス医師
はつかいち暮らしと看取りのサポーター 代表
広島大学医学部 客員准教授
東京医科大学 非常勤講師
日本歯科大学 高齢者歯科学 非常勤講師
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 臨床教授

広島生まれ。ノートルダム清心中学高等学校卒業、広島大学医学部卒業後、広島大学放射線医科学研究所外科に入局。
広島市立安佐市民病院、広島三菱病院で研修、2000年大学院卒業後、安浦町国保診療所で地域医療・在宅医療の経験を経て、2006年6月よりホスピスで勤務。
2009年笹川記念保健協力財団の助成を受けオーストラリアの緩和ケア研修を修了、主にがんの治療中から終末期にかけての患者・家族のケアに従事。
2018年より在宅診療部を立ち上げ、在宅、ホスピスなど患者家族の希望に応じた場所でのケアに従事する一方、地域緩和ケアのサポートや研修、学生の講義を担当している。

2014年より広島県廿日市市で一般市民とともに地域で最期まで安心して暮らすことについて考える「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を継続、2020年4月からはZoomを活用して講座を継続中。

著書・執筆:
〈暮らしの中の看取り〉準備講座 中外医学社 2017年
連載 暮らしの中の看取りにちょっぴり緩和ケアのエッセンスを 臨床老年看護 日総研出版 他

 

詳細

2014年10月に、看取りとは?をあたらめて考え

看取りを自分事として考える市民講座として始まった〈暮らしの中の看取り〉準備講座は

今6年目を迎え、食べられないことの支援や聴くことを学んできました。

地域コミュニティにおける食支援講座として第38回〈暮らしの中の看取り〉準備講座は、zoomを活用したオンラインとメイン会場でのハイブリッドで開催いたします。

※オンライン開催は「Zoom」を使って行います。Wifiなどネット接続ができる環境で、

PC・スマホ・タブレットなどから受講できます。

参加希望の方は事前にzoomアプリをダウンロードしておいてください。

また、zoomアプリが5.0以上であるかご確認ください。現在、4.Xの場合接続できない仕様となっています。
4.Xの方はアップデートをしておいてください。

※Zoomに関する参考サイト

Zoomって何?参加するには、どうすればいいの?(https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/

 

主催

主催:はつかいち 暮らしと看取りのサポーター(www.kumi-suppo.com

 

はつかいち 暮らしと看取りのサポーターとは?

2014年10月から広島県廿日市市で始めた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」では、

日頃考えることを避けてしまいがちな「看取りとは?」を自分事として考え、

これから地域で療養する人が増えるであろう「がんのこと」や「認知症のこと」を学びながら、

地域で最期まで安心して暮らすためにできることは何か?を考えてきました。

その具体的な活動として「聴くこと」と「食支援」を挙げ、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座や勉強会を開催して実践に向けての準備をすすめています。

はつかいち暮らしと看取りのサポーターはこうした活動の中から

「できるときにできることを」をモットーに発足し、

〈暮らしの中の看取り〉準備講座の運営や、

「聴くこと」と「食支援」の活動に参加しています。

 

お申込み後の流れ

❶お申し込み後 ご準備案内をメールにてお送りいたします

❷開催前日にzoomセミナー参加URL、パスワードをお送りいたします

※万が一、前日までにメールが届かない場合は迷惑メールフォルダに届いている場合がございます。

恐れ入りますが、迷惑メールフォルダのご確認をお願いいたします。

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■実施日時 :2021年1月24日(日) 午後1時30分〜午後3時30分

■参加費  :無料(ケーキ代別途)