第43回〈暮らしの中の看取り〉準備講座は
“正しい服薬でおいしく食べよう~薬の基礎知識と食事の影響~”
と題して、薬剤師である栗原正亮先生にご講演頂きました。
「薬を飲む時の水の量は、どのくらいが適量?」
「食前・食後・食間・就寝前って、一体いつのこと?」のような
普段何げなく服用している薬についての
いまさら聞けない素朴な疑問にお答えいただけたり
なるほど、と頷くような薬の基礎知識を教えていただけたり
明日から使える内容盛りだくさんで、非常に勉強になりました。
特に重要だと感じたのは「かかりつけ薬剤師をつくる」と言う事です。
高齢になると、複数の病院から多くの種類の薬を処方されることもあります。
同じような効果のある薬を重複して服用していないか
一緒に飲むと効果が減少する、副作用が増大するなどの薬を同時服用していないか、など
かかりつけ薬剤師さんにチェックしてもらう事で
日々の生活における不安を軽減できるのではないかと感じました。
以下は講座に参加された方からのご意見、ご感想です。
・色々な広告等の言葉のマジックみたいなコトに騙されない様、気をつけたいと思いました。面白かったです。
・その方の処方薬すべてについて把握できるのはかかりつけ医やかかりつけ薬剤師の存在だと改めて思いました
・オブラートを水に浸して飲むなど、試してみたいです。
・本日、当施設のグループホーム職員が質問をされたように、施設でも基本的な医療管理の知識が必要とされ、
研修を強化したところでした。学びのとても良い機会をいただきました。
・ポリファーマシーのこと、それに関連して薬の飲み合わせや内容など、定期的な医師や薬剤師のかたへの相談も
大切だということは皆さんに知ってもらうことが大切だと感じました。
・薬の効果、服用の仕方など真面目に聞いたことが無く、チャンスもなかった。認識を新たにしました。
・お薬を調べるサイトの紹介がありました。PECOで必要な情報を整理する事
病院で勤務をしていてもなかなか薬剤師さんの話を聞く機会がないので、とても参考になりました。
ありがとうございました。
・困り事や疑問を相談できる調剤薬局の薬剤師さんを探すと良い。
・薬は大変役に立ち有難い物ですが、出来たら飲みたくないと言う考えです。
その辺、話し合って患者の意向が聴いてもらえるのか質問をしたかったです。
・添付文書のアプリについてや新たな内服の仕方(オブラートを水につけてから飲んでいただく)など
実際に現場で活用できる内容を教えていただけた。
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