市民の「聴く力」と「食べる支援」で地域の看取りが変わる!
〈暮らしの中の看取り〉準備講座で学んだ市民が実践できたこと
2日目の朝一番の交流集会20でくみサポの活動をご紹介して、医療従事者のみなさんと自分の人生の最期の過ごし方を考えてみました。
この半年間、くみサポの仲間達と何度も打ち合わせをして準備をしてきました。
市民として参加している鈴木さんからは、家族が余命3ヶ月と宣告されてから、講座で体験したディグニティセラピーを本人との会話に取り入れてみたらとても穏やかになったという体験をお話いただきました。
終了後には栗原さんから激励とねぎらいの声をかけてもらって、鈴木さん感激❤
同じく市民として参加した泰田さんからは、家族を突然亡くしたときの体験をお話いただきました。
最後について話し合っていた家族とそうでなかった家族の受け止めが全く違っていたことから、
やっぱり元気なうちに少しでも人生の最期の過ごし方について希望を聴いておくことが大切であるというメッセージをいただきました。
さらには家族が食べられなくなったときにできた支援も、まずはじっくりと本人や家族の希望を聴くことから始めたこと、家族でも医療従事者と食べられなくなった人や高齢の家族のコミュニケーションサポートができることを紹介いただきました。
この2年間、コロナ禍で〈暮らしの中の看取り」準備講座はZoom開催となり全国に仲間が増えました。
そのときに何度も画面上でお会いしていた方々とリアルにお会いして、初めましてだけどなんだかすっかりお友達のようなとても和やかな雰囲気の中、栗原さん、小園さん、中村さんにも応援に来ていただき盛り上げていただきました。
松原さんは安定のファシリテーション、河野さんも安定の締めの言葉。
素敵な仲間に支えられ、半年にわたる準備が形になったすてきな時間でした。
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