テーマ:対話から始める人生会議ACP~最期まであなたらしく生きるために
50名を超えるフランス在住の市民の方にお話しをさせていただきました。
参加者の4分の3は50代~80代の方で、高齢者の介護の問題は日本と同様。
「アドバンスケアプランニングのことは初めて聞いた」と言う人が大半でしたが、
みなさん人生の最期をフランスで過ごすには日本人のサポートが必要だと感じておられるようでした。
フランスに住んでいる日本人が年老いて、人生も最期が近づいてきた時に何が困るか。
それは「日本食が食べられないこと」
これには一同、なるほど~と深く同意。
フランスで日本食を食べることが当り前ではない中で、
焼き鮭を食べたいとリクエストしたら鮭を焼いてくれる日本人がいること、
そういうコミュニティがあることが素敵だなぁと思いました。
改まって「人生会議」といわなくても、
普段から対話の中でお互いの大切にしていることを話し合うことで
それぞれが何を大切に生きていきたいのかを知ることができます。
後半ではフランスの介護事情や介護の現場で働いている方の困りごとなどをうかがい、
フランスからの参加者と、一緒に参加してくれたくみサポのメンバーが
ブレイクアウトルームでじっくりお話しする時間をとり、深~いお話しもできたようでした。
以下、在仏日本人会の報告です。
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